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1.142022
ドリームキラーではなくドリームサポーターに
わが家の保護猫コジロウ君
寅年のせいでしょうか・・・
ライオンキングのように凛々しく見えます (親ばかバンザイ!)
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの神田理絵です。
突然ですが、去年会社をつくった時の話をします。
法人化しようかどうしようかまだ迷っている時期に、数人のFPの先輩方に相談をしました。
・・・ほぼ全員に「止めろ」と言われました
「法人はとにかく手がかかる」「維持するのにお金もかかる」「仕事を広げる気が無いなら、そこまでしなくても」というような感じ。
本当に常識的でまっとうな意見ばかりでした。しかも私のためを思ってアドバイスしてくれています。世の中を知っている親が、何も知らない子に諭すような感じです。
でも・・・
見方によっては「ドリームキラー」とも言えますよね。
これで腰が引けるようなら止めようと思ったのですが、私の中のへそ曲がりが発揮され、「よーし!やってやるぜ!」という気になり、ガン無視して法人を立ち上げました。
ごめんなさい先輩たち そうえいば2年前に始めた不動産投資もそんな流れでした。どうやら生来のへそ曲がりのようです。
でもよくよく考えたらこのFPの先輩たち、第一線で活躍されていらっしゃいますが、どこかの会社に所属、または個人でやっている人たちでした。つまり自分自身は法人化の経験が無い。
そして揃いもそろって「FPはたいして稼げない」と思い込んでいます。ある意味当たっているのですが・・・
特に税務に強い先輩には「会社は利益が出なくても毎年7万円ほどの法人住民税を払わないといけないのよ!」と言われ
「知ってるし。だいたい7万円を惜しむようなら会社なんかつくらんよ」
と心の中で呆れていました。
一方、すでに法人化しているFP以外の知り合いに聞いてみると「大変だけど面白いよ」「まあ、なんとかなるって」「税理士紹介しようか?」と前向きなご意見ばかり。フロンティア気質満載です。
「後者でありたい」とつくづく思いました
まだ会社をたちあげて1年経っていないですし、色々手間もコストもかかるけど、新しい世界が本当に面白いです。この経験だけでも「やってよかったな」と思います。
法人化する過程をこのブログに書き、あわよくば「プチ起業化マニュアル」などの書籍化ができればと考えていましたが、とてもそんな時間はありませんでした
・・・で、一体何が言いたいかというと
「無意識に誰かのドリームキラーになるなかれ!」ということです。
特に親は挫折を心配するあまり、常識的な意見を強く主張して子供の夢を断ってしまいがちです。失敗や挫折をしたとしても、多くは命にかかわることではないでしょうし、本人がその都度そこから学んでいけばいい話です。一度きりの人生、やりたいことは全てチャレンジすればいいのです。
ドリームキラーは、その人の挑戦する機会、貴重な経験を奪っているのです
・・・でも
私がそういう心境に達したのは、ここ最近のこと
私自身も立派なドリームキラーとして、子どもや親しい友達に対し、心配なあまり先回りをして、否定し、心を折り、自己肯定感を下げてしまっていたような気がします。
・・・ごめんなさい
でも世の中の多くの人はドリームキラーらしいです。
これからはドリームキラーではなく、ドリームサポーター(夢を応援する人)として生きていきたいと思っています。
新しい年も始まったことですし、2022年の初頭、ここに宣言いたしますね